第15回 黒い十人の女
2023年も「オシャレアイコンを探せ!」をどうぞよろしくお願いいたします。
第15回は、番外編?として、1961年に公開された日本映画「黒い十人の女」の5人を描いてみました。
最初のシーンから釘付けに。これはクセになりそうな映画です。
印象に残っているのはこのツイードのコート。後半の着物姿もキリっ!と素敵でした。風 松吉(船越英二)と市子(岸惠子)の会話のシーンの音楽にウットリ。
松吉の妻、双葉(山本富士子)の喋り方が好き。この役は山本富士子さんがピッタリですね。
三輪子(宮城まり子)はいつも着物。声が可愛らしくて印象に残ります。
ツンとした態度がかわいい塩さん(中村玉緒)。ふんわりスカートとヘアスタイルがとってもお似合い。とにかく、可愛い!
五夜子(岸田今日子)、この中で一番気になる役かもしれない。若い頃から存在感が凄い… 声も好きです。
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ここで突然ですが、
このたび「大映映画おしゃれ手帖(ワイズ出版)」というイラストコラム画集が1月20日発売になります(都内の一部書店、角川シネマ有楽町では先行販売始まっています)。
ありそうでなかった、昭和映画の服装に焦点を当てたイラスト本。初めて鑑賞した17作品を一気に描き下ろしました。
筆タッチとちびキャラタッチを合わせた構成になっています。映画を鑑賞後、冷めぬうちに直ぐ描く!を繰り返し、2022秋の丸2ヶ月間夢中になって楽しみながら制作しました。
そして、今回この本を制作するキッカケとなった「大映4K映画祭」も同じく1/20から公開します!
★大映創立80周年記念「大映4K映画祭」1/20(金)公開(角川シネマ有楽町ほか全国順次上映)
ぜひこの機会に、古き良き日本映画を4Kで映画館で観ていただきたい…そして、映画を観終わりましたら、余韻に浸りながらこのグリーンの本をお供に喫茶店へ…♡わたしがやりたい”映画な1日コース”です♪
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いつもこのコラムを見てくださってありがとうございます。次回もお楽しみに。
ちびリエ(永川梨惠)