第24回 赤と青のブルース
第24回は1961年のフランス映画「赤と青のブルース」から、アンヌ=マリとエレーヌのファッションを。いよいよ梅雨突入ですが、気持ちはもう夏へ向かっています。
アンヌ=マリー(マリー・ラフォレ)の、黒いヘアバンド(後ろで結んでいる)も決め決めではなく、ただ髪の毛を抑えるためだけに適当に巻きました、な感じにグッとくる♡
夏のホワイトコーディネート。ただ白を着れば良いのではないところが難しそう。シャツは必ずリネンですよね。あと、旅行用のスーツケースはガラガラ引くのではなく、やっぱり手で持ちたい…。この方が断然絵になります。でも…実際はやっぱりガラガラが便利(T_T)
先程穿いていたタイトスカートに、エポーレット付のブルーのシャツをアウトで♡ 今回描いてませんが、フワッなシャツワンピース(そちらの方がメインかな)も可愛かった。
描いていて楽しいのはやっぱり夏のファッションですね。エレーヌのようなマダムの避暑地スタイルは、頭に入れておきたい→いつか「コレだ!」なものと出会うかも。
ストライプのリネンシャツにシャンタンパンツ。このスタイル、最高に好きです。
迫力あるこのレザー?のセーラージャケット。大人になったらセーラー着れないかしらと思っていたけれど、素材で遊べば着れそう。いつか出会えたら良いです。
マリー・ラフォレといえば、「太陽がいっぱい」しか観たことがなかったのですが、ショートヘアも最高に可愛くて、少女漫画のような憂いを帯びた大きな瞳と独特な声、一度観たら絶対忘れない雰囲気。昨年神保町のレコード屋さんにレコードを見つけてあれこれ迷って結局買わずに帰ってきてしまったのを思い出し…また行かねば。
はっ!実はこの回でこちらのコラムがちょうど一年経ちました。いつの間に〜!なんという速さでしょう。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
▶︎お知らせ
madameH CLOSETトランクショー第二弾6/24(土)@横浜にて開催いたします。是非この機会に遊びにいらしてください。
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Author 永川 梨惠(Rie Nagakawa)
神奈川県出身のイラストレーター
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