Génération de roses

第4回 超簡単! 無敵のおもてなし料理、鯛の塩釜焼き

蜂谷雅彦 カマクライフ

皆さん、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

本来なら、クリスマスやお正月に間に合わせたかったレシピなのですが、遅くなっちゃって申し訳ありません。
けど、大切な人の誕生日など様々なお祝い事が今年も次々あることでしょう。
そんな時にいつものキッシュを焼くのはやめて、もっと簡単で、もっと見映えがして、もっとカスタマイズできて必ず喜ばれる、「タイの塩釜焼き」を作りましょう!

「タイの塩釜焼き」は素材のみの味わいなので、合わせる料理を選びません。
材料も少なく、調味料も要らないのですごく簡単ですし、失敗しません!

▼材料

鯛     1尾
塩     1キロ
卵白    3個
レモン   1/2個
ローズマリー 適量
卵黄     適量

1. 鯛は、お店でウロコと内臓を取り除いてもらってください。身の厚い天然物がおすすめです。

2. オーブンは180°Cに予熱してください。

3. ボウルに卵白を入れて、ツノが立つまで泡立てます(これをしっかりやらないと後で後悔しますよ!)

4. 卵白の中に少しずつ塩を入れ混ぜ合わせます。塩粘土を作る感じです。塩は市販の安い「あら塩」で十分です。

5. よく混ぜ合わせたら、塩粘土の完成です。

6. オーブントレイにクッキングペーパーを敷くか、耐熱皿に半分の塩粘土を敷き、鯛より一回り大きなお魚型を作ります。

7. その上に鯛を乗せます。

8. その鯛の上に薄くスライスしたレモンを乗せます。

9. レモンの上にフレッシュローズマリー を数本乗せます。

10. 全部乗せ終えたら、鯛の形に沿って残りの塩粘土を乗せて成形してください。

11. その際に塩粘土で目やウロコを型どってもいいでしょう。描きたい文字や絵柄をナイフなどで溝を彫るように、自由に描いてください。写真はこの前のクリスマスパーティーで作ったものです。

12. 溝に卵黄を少しずつ流し込みます。(はみ出たら、上から塩粘土を貼り付ければ大丈夫です)

13. 180°Cで50分焼いたら完成です。

何度となく作ってますが、絶対失敗しないし、思ったより塩加減もちょうどよく上がります。
塩、レモン、ローズマリーの効果で、生臭さもありません。みんなで作っても楽しいです。
★身が薄い鯛は避けましょう!

お皿を変えることで、和風、洋風どちらにでも変身します。オーブンに突っ込んでる間に他のものも作れるし、お祝いする人の名前なんか入ってれば、喜びもひとしお(塩)です!

是非お試しください!

Author 蜂谷 雅彦(Masahiko Hachiya)
大人のためのコンフォートで上質なファッションを提案するブランド「HACHIYA」デザイナー。グッチ、フェンディ等のMDディレクター、アレキサンダー・マックイーンの日本社長等を歴任し、イタリアで長く暮らす。現在は鎌倉在住。

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