Génération de roses

赤い砂漠

ちびリエのオシャレアイコンを探せ!

第7回目は、1964年の映画『赤い砂漠』のジュリアーナ(モニカ・ヴィッティ)のファッションを。

終始不穏な雰囲気なのだけど、ハッとさせられる構図と色彩、音、そしてモニカ・ヴィッティの美しさが際立ち、観るたび感覚を刺激してくれる映画です。

一面、ブルーグレーな工場地帯の中からハッ!とするグリーンのコートで現れるジュリアーナ。

このパープルのワンピースを着て、試し塗りした壁の色の前で立ったときの色彩が最高です(全てのシーンが絵画のよう)。

ハッとするパープルの上に、背景と同化してしまうようなグレーのコートを着るジュリアーナ。

このコートにズキュン💘ということと、中に着ていたグレーのニット?スウェット?とツイードスカートにシュッとした黒いパンプスの組み合わせが素敵だなぁ!と忘れられないスタイル。

前回も出てきた背中開きのワンピース(一瞬ツーピースかな?と思うショットあり)。

関係ないですが…霧のシーンを見てハッ!先日行った赤城山の大沼湖畔の霧を思い出しました。映画と同じように薄暗くなりかけた頃、霧で湖も前を歩く人も数メートル先も全く見えない中を、灯籠流しをする場所まで湖畔沿いをひらすら歩いた体験は、なんとも幻想的でふわっと浮くような不思議な感覚に陥ったり少し怖さもありワクワクもあり、久々に五感が刺激されました。

このスタイルも素晴らしい… こういうタイト過ぎない膝丈の黒いスカートは絶対1つは持っていたいアイテム。

まだまだ描き留めておきたいスタイル、そしてインテリアや壁紙・家具・クルマなどなど…

キリがありませんね。

次回は9/15更新予定です。どうぞお楽しみに!

——————————-

Author 永川 梨惠(Rie Nagakawa)
1979年3月生まれ。神奈川県出身のイラストレーター
unacarta.com
instagram @unacarta
     @rienagakawa