第8回は、先日亡くなられた写真家のウィリアム・クラインが監督した映画「ポリー・マグーお前は誰だ？」のポリーファッション。

大学時代入り浸っていた学校の図書館で、たまたま手に取って釘付けになったウィリアム・クラインの写真集。気に入ったページを何枚か拡大コピーして当時部屋に貼っていて、それがこの映画のメインヴィジュアルとボーダーのモデルたちの写真でした。

大きめサイズのステンカラーコート。ハリがあって、ウエストで絞るとフワッとなる感じ、まさにこんなコートが欲しい。

登場するポリー・マグー（ドロシー・マクゴーワン）は、劇中でも大人気のファッションモデルですが、実際も当時のVOGUEやHarper’s BAZAARなどの表紙を飾っていたアメリカ出身のトップモデル。

ステンカラーコートを脱ぐとこちらのニットのセットアップ。

すぐ取り入れられそうなスタイル。ポリーTシャツ欲しい。

冒頭のファッションショーのシーンも好きなのですが、編集長やジャーナリストたちのビニールコートなどのスタイルも要チェック。

写真家のウィリアム・クライン自身が経験したパリのファッション業界とTV業界を独自の視点で皮肉たっぷりに描いていて、その表現の仕方が観れば観るほど味わい深く面白くなってきて、気になるシーンもあり過ぎて一度観ただけでは足りず。解説聴きながら観るのも、当時の米VOGUEの裏話も聴けたりして面白いです。

編集長のワンピースの胸元にはビジュー✨ポリーのマントの下はポリーTとタータンチェックのスカート♡

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最後のエンドロールの素敵なイラストは、ローラン・トポールというイラストレーターによる手描きのもので全長4mもあるのだそう。手作りのエンドロールというのがそそられます。

次回は…え〜（汗）もう10月…  早いですね。10/1更新予定です。

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