Génération de roses

第10回 コロナ明けの海外旅行新事情 Vol.3 〜eSIMやライドシェア使ってますか?

蜂谷雅彦 カマクライフ

フィレンツェでは、空港でジープをレンタル。トスカーナの丘陵地隊から海までぐるぐる回りました。

まず、この言葉に聞き覚えのない方、これを知るだけで旅の経費がグッと下げられますよ!

#eSIMを使おう!

今までは現地で使用できるSIMカードを空港で買ったり、最近ではAmazonなどで事前に購入し、到着後からインターネットを使っている方が増えていますが、eSIMに関してはまだまだご存知ない方が多いようです。

eSIMはカードがスマホ本体にあらかじめ埋め込まれた本体一体型のSIMです。カードを差し替える煩わしさがありません。機種によって対応しないものもありますが、申し込めばすぐ使えるので、忘れていても現地でオンラインで購入できます。また、デュアルSIMを利用して、主回線(日本の電話番号)に切り替えて使うことも可能です。

何よりいいのが料金がお得なことです。
今回、ベトナム、イギリス、スイス、フランス、イタリア、ドイツ、ハンガリー、オランダ、ポルトガルと9カ国で1ヶ月使いましたが、38ユーロ(約¥5500)で済みました。もちろん電話番号を別に取得したい方は少し料金が加算されますが、さほどの金額の差はありません。
私は電話はLINE、WhatsAppでカバーしていました。日本の電話番号で電話を受けたい方は日本のキャリアの海外利用プランやイ◯トのWIFIなど、高い料金で利用するしかありません。

#ライドシェアサービスを使おう!

UBERは日本では最近ようやくハイヤーのサービスとして利用できるようになりましたが、UBER含めライドシェアサービスは日本では法律上「白タク」扱いで、依然許可が降りていません。

コロナ禍でタクシー需要が減り、多くのドライバーが職を去りましたが、現在になってもコロナ前のドライバーの数が全国的にどの会社も集められず、各法人、クルマが余っている状態です。
私の住む鎌倉では、観光客が大量に増えていることも相まって、タクシー乗り場には来ない車を待つ客が毎日長蛇の列を作っています。

政府がライドシェアサービスの導入を前向きに検討していますが、他国ではタクシーと同様にライドシェアサービスがかなり普及しています。要は一般人が自家用車もしくはバイクで客営業できるサービスです。
アプリで目的地を入れれば、近くにいるクルマが手配され、金額もネット決済されます。
現地の言葉が使えなくて苦労したり、金額をぼられたり、来ないタクシーを永遠に乗り場で待つ必要がないのです。
車種も選べます。乗客のレビューを見て優秀なドライバーを選ぶことも可能です。料金もタクシーより安いです。

UBER以外に、Bolt, Grabなど各国ごとに普及している会社が異なるので、事前に調べて、出国前にアプリをインストールすることをお勧めします。

参考になりましたでしょうか?

ベルリンで Bolt(ライディングサービス)を利用したら、流石ドイツ、メルセデスが迎えに来ました。

Author 蜂谷 雅彦(Masahiko Hachiya)
大人のためのコンフォート、ジェンダレス、エイジレスな服を提案する「HACHIYA」デザイナー。
アパレル駐在員として長くイタリアに在住し、帰国後はグッチをはじめとするハイブランドのマーチャンダイジングを手がける。
現在は、デザイナー、ライフスタイルコンサルタントとして活躍しつつ、海を望む鎌倉の家から、サバーバンライフを発信中。

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