ダイヤモンドヘッドを一望するコテージの部屋から

今年の前半、タガが外れたように海外旅行に行っていました。
その前の海外旅行が2019年11月から12月に回った欧州でしたので、３年ぶりの復帰となります。

２月は３泊５日の弾丸ハワイ。滞在が短すぎたのでGWは１０泊のバリ島。そして6月はベトナム経由で欧州周遊を約１ヶ月してきました。どちらも日本人には人気の目的地ですが、その旅事情はコロナ明け、だいぶ変わっていました。

自分の反省点をおり込みながら、この夏に海外旅行を計画されている皆さんへお役立ていただけそうな情報をいくつかお伝えします。

＃マイルでの特典航空券の予約法

ウブドの渓谷を見下ろすリッツカールトンホテルにて（バリ島）

「マイルでチケットが取れない」というのを最近よく耳にします。
確かに近々の思った日に予約するのはなかなか厳しそうです。
それを知っている準備の良い人は、解禁日に予約を入れるそうです。
私はそのような特技を持っていないので全て直前の予約です。とは言っても、今年の旅行は全てマイルでゲットした特典航空券で飛びました。

「暇だからでしょ。」まあ、確かにそうですが、皆さんも多少スケジュールに余裕を持たせれば、意外に思ったように取れるもんです。では、どのようにしてマイルでチケットを取ったか私の方法をお話ししましょう。

１. ネットで調べず、カスタマーサービスに電話し、オペレーターが出るまでとことん待つ（一度捕まえたら、いくらでも質問できます。見つかるまで食らいついてください。ネットで調べられない情報が実はたくさんあります）。
２. 出発日、帰国日の設定は前後3日ずつの余裕を持つ（日程に余裕がないとなかなかヒットしづらいです）。
３. エコノミー、ビジネス両方のクラスの空席を調べる（マイル数に余裕があれば、ビジネス利用も検討されてはどうでしょう？）。
４. ヨーロッパ、東南アジア、のように目的地の都市を限定せずに、エリア内で席が取れる目的地から行き先を決める。（「マイルで取れたから、そこに行ってみる」という考え方もありです。また、そこから先はマイルで取りにくい行きたい先へ、現地からLCCで往復する、ということも考えられます）
５. 直行便が取れなければ、乗り継ぎ時間が２時間以内の経由便を徹底的に探してもらう（意外にいろんな都市を経由して目的地まで飛べます。そしてその方が楽なケースもありますし、取りやすいです）。
６. 特典航空券の交換条件が割引になっていることがある（2月のハワイはANAのそれを利用し、通常の３０％引きで、エコノミー往復27000マイルでした。もちろん直前の予約です。プロモーション情報に目を光らせて！）
７. 燃油サーチャージを取るのはほぼJALとANAなどの日系会社だけ。
JALかANAでマイルを貯めている方がほとんどだと思いますが、同じアライアンスで、日経航空会社を除いたチケットを予約してみてください。空港利用税のみが課金されると思います。
また、同じアライアンスではなくてもコードシェアしている会社も、持っているマイルで利用することが可能な場合があります。
実際、６月の欧州往復は最初、
【成田ーブリュッセル：ANAエコノミー往復】
で５５０００マイル、課金が７万５千円程度でしたが、
【羽田ーハノイーロンドン（パリ）：ベトナム航空ビジネス往復】
にしたら９５０００マイル、課金が２万５千円程度】
でした。
８. JALの特典航空券のレートは時価。ANAはクラスと目的地によって固定のマイル数ですが、JALは出発日によって必要マイル数が変わります。また、最低マイル数でもANAのレートよりだいぶ高くなっているようです。ANAもいつからこの制度を取り入れるか分からないので、早めの交換が得策かもしれません。

あくまでも個人的な見解ですので、他の良い方法もあるとは思いますが、私はこんな方法で、マイルのチケットで今年上半期あちこち旅行してきました。

次回は欧州内のLCCの利用方法をお伝えします。

パワースポットとして有名なライエポイントで（ハワイ）