第10回 トラフィック
第10回は1971年ジャック・タチの映画「トラフィック」からマリア(マリア・キンバリー)のファッションを。
調べてなるほど、マリア・キンバリーは当時活躍されていたアメリカのトップモデルなのだそう。登場するどのスタイルも着こなしが抜群でカッコイイわけです(ここでは5頭身で描いてしまうけれど)。
真っ白なキャスケットと真っ白なコート。コートの後ろは少しプリーツになっていて、歩くと綺麗な形。どのシーンもタートルネックを着ています。
なんてことないスタイルなのだけど、このアイテムなら取り入れられそう♡こういう場合はメガネやアクセサリー・靴でちょっと遊びたい。
今回一番好きなスタイル♡もっとじっくり見たくて、しかしユロおじさんが手前に映って重なって見えず(笑)「ちょっと横にずれて〜!」と思ったら、その後ちゃんと映ってしっかり360度見れました。カッコよくて素敵スタイル。
クルマから降りて歩きながら、ざっくり編みニットを着て、そして帽子を被り… 一連の流れがカッコイイ。先程登場したレザーの細めキュロット(呼び方はキュロットでいいのかな)をおそらくここでも穿いているのだけど、これとブーツの組み合わせ、さらに大きめのざっくりニット!のバランスがめちゃくちゃカッコイイ…たまらないです。
運転席でパッパッと着替えて、スペアタイア入れから帽子を取り出すという、ここでもガシッと掴まれました。この大きさの違うポケットが並んだバッグも何ですか〜♡(傘は危なそうだけど)。パーンと目に飛び込んでくるストライプのワンピースもドツボですが、マリアのオリジナルな行動に目が行ってしまい、オープンカーを乗りこなすマリアがカッコイイ。ついクルマまで調べてしまいました。
マリアはキャスケットが似合う。後半のストレートジーンズにスニーカースタイルは、そのまま取り入れられそうです♪