モノクロの光と影が美しい
やっぱりcinema
マラケシュのリヤドで…
皆さま、おはようございます。
早く帰って、夜はウチご飯、そして配信映画を観て過ごす…
これが我が家のスタンダードな生活スタイルになってます。
相変わらずのNetflix三昧…も、ちょっと飽きて来たけれど
「パラサイト 半地下の家族」
Netflixでモノクロヴァージョンを観ました。
白黒映画の巨匠、黒澤明やヒッチコック、ジャン・ルノワールに
憧れるポン・ジュノ監督
カンヌで受賞したあと、すぐにモノクロ版を作ったらしい…
製作費は100万くらいだったって…意外に安いですよね。
(100万ウォンじゃありません)
物語の前半は特にモノクロ画面がぴったり。
半地下の窓に微かに差し込む光が強調されて
昔の映画みたいで美しいです。
ラストに近いシーン、雪が舞う半地下の窓も…
映画を観た方は分かると思うけれど
後半から、いきなり「とんでもない展開」になるじゃないですか?
ここからは、あの惨劇がまさに「白日夢」
モノクロだからこそ強調されるのかも知れません。
ポン・ジュノっぽい「ファンタジック」な作品だったな〜
別の意味で寓話とかお伽話の世界感
…と言うのが、カラーで最初観た感想だったけれど
モノクロ版では凄〜くリアルに感じました。
やっぱり、良く出来ている映画🎞
モノクロ版、音楽も際立っていい感じです。
白黒映画、演技の優劣も際立つ事がわかりますね