82歳のアンソニー
秀作だった😢としか言えない…
皆さま、おはようございます。
来週から、超多忙になるので
りんご🍎ジャムにすべく、ひたすら。ひたすら皮むき…
しばらく劇場映画から遠ざかってたので
見逃した映画が結構あって
Netflix観ながらならば、単純作業も苦にならないでしょ?
…って「ファーザー」を観始めたけれど
皮むきどころじゃなくて、手を止めて観入ってしまいました。
全く予備知識なく、見始めたので
あれ?え〜?それって…?
冒頭から訳が分からない怖さがあって
ちょっと混乱します。
アンソニー・ホプキンス扮する「認知症老人」側の視線で
物語が進んでいくので
観る側は何が真実なのか分からない…
その描き方の哀しさ、怖さが、この映画に引き込まれる要因です。
素晴らしい高齢者、アンソニー・ホプキンス
(予告編もあり)
ありがちな、単なるヒューマンドラマなんかじゃない!
誰もが逃れることの出来ない「老い」と言う残酷な現実。
そういう映画、辛くて観たくない…と思うかもですが
私的には「観て良かった」映画のひとつ。
特に秀逸なラストシーン…心を揺さぶられます。
人間って、逆算しながら、最後は産まれたときみたいに
何も持たずに戻って行くのだから。
久々の秀作だと思います!
映像も美しく、暗く、重くなりがちなテーマだけど
スクリーンに明るい光が差し込んでいる様な暖かい感じがいい。
音楽も素晴らしいです!
ビゼーのオペラ真珠取り「耳に残るは君の歌声」
アリアの美しい歌声が心に沁みる…
アンソニー・ホプキンスの演技は言うまでもなく
娘役のオリヴィア・コールマン…さすが!
アカデミー主演俳優同士ならではです。
来年公開の映画「選ばなかったみち」
こちらも「認知症映画」です。
高齢化社会ですから
このテーマの作品が多くなりますね。
自分が准高齢者(来年は名実共に高齢者💦)なので
そう遠くはない未来の話。
いつかは誰かの手を借りて、煩わせて生きることになるけれど
過去に親を看取ったときの様に、哀しいけれど
それは、役割の順番だから…
元気なうちに精一杯、やりたいことをやらないと…
…ってことで、早速、りんご🍎をやっつけたいと思います!
「死ぬ前日まで仕事してるはず」と以前、占い師に言われた…希望が持てる⤴︎