EIKOさんの赤、YOKOさんの白
二つの展覧会と二つの図録
皆さま、おはようございます。
昨日は、おぉ、寒かった…❄️
みぞれ混じりの寒い東京地方でした。
行かなくちゃ!…終わらないうちにと思ってた展覧会
「石岡瑛子」展に行ってまいりました。
EIKOさんは「赤」
2012年に73歳で逝去した石岡瑛子さん
世界初の大規模回顧展開催中。
約50年余りのWorks …
資生堂時代からハリウッド映画の衣装デザインまで
そのクオリティの高さと膨大な熱量に圧倒されます。
写真撮影は🆖なので
トップ画像の図録を買いましたが
この図録、本当に編集が素晴らしい!
(絶対にお勧め)
石岡瑛子さんと言えば
私の思い出の中で強烈な印象を残しているのは
資生堂の夏のキャンペーンポスター(1966年)
小麦色の肌、真っ白な水着の前田美波里さん…
こちらのサイトで美波里さんのポスター観られます。
え?石岡さん若干28歳の時の仕事!…その早咲きの才能、凄過ぎる
それから「PARCO」の数々のポスター。
図録の中に全て網羅されているのですが
無断転載はマズいので…お見せ出来ず残念⤵︎
Julie の幻の写真集「水の皮膚」
当時、衝撃的だったポスターと共に展示されてます。
これは、渋谷図書館で借りて来たもの
1970年代〜80年代は全てのジャンルに於いて
キラキラ煌めく若い才能が結集した
そんな眩しい時代だったんだと思います。
日本だけじゃなくて、世界規模でね。
団塊世代の私たちよりも←自分を含めてイマイチパッとしないのよ
ひと世代上の方達は石岡瑛子さんだけじゃなくて
突出した才能に溢れたひとを多く輩出してます。
高田賢三さん、三宅一生さん、コシノジュンコさんや島田順子さんも…
桐島洋子さんや安井かずみさん、数えたらキリがないくらい。
日本のあらゆる文化が一番輝いていた時代…
その時代を証言する先駆者のひとりであった石岡瑛子さんの大回顧展。
潔いくらいクリアな「赤」の会場で沢山のパワーを貰いました。
内にこもってばかりだとメンタル⤵︎ますからね。
世界規模の災禍と戦っている今の私たちも…きっと時代の証言者になるはず