Génération de roses

madameHのバラ色の人生

読むのが先?観るのが先?

やっぱりcinema

とりあえず…先に読み始めたけれど


これが、すご〜く面白くて…

皆さま、おはようございます。

なんだか、蒸し暑いですね⤵︎

この週末は如何お過ごしでしょうか?

普段、Netflixやprime videoを観て過ごす事が多いけど

時々は映画を観に出掛けます。

TOP画像の本「土を喰う日々」水上勉

これは来年、2022年秋公開の映画の原作なんですが

えっ、ジュリー主演の映画⁈って事で
読み始めたけれど、すご〜く面白い!

これをエッセイと軽く呼ぶのは、ちょっと憚れるような
上質な食の随筆本です。

9歳で禅寺に修行に出た水上勉さんは、筋金入りの精進料理の大家。

精進料理の奥の深さに驚きますが、文中にある料理は、どれも超シンプル。
しかし…想像するだけで「わぁ、おいしそう〜!」

映画の料理監修は、あの土井善晴さん、これだけでも期待が高まりますが。

この過大な期待に違わない、良い映画になって欲しいです。

このジュリー…いい感じ♡

同じくジュリーのこの映画…「キネマの神様」

これも真っ先に原作を読みました。
ストーリー性に富んでいて小説として結構面白かった!

期待して観に行ったけれど
(実は余り期待してなかった…)

「キネマの神様」の題名は同じだけど
中身は全くの山田洋次監督のオリジナルと言うか、本とは別物でした⤵︎

ジュリー扮する主人公「ゴウ」はダメおやじだけど
もっと知性のある映画愛に溢れた魅力的な爺さんなのよ。

上映開始後、居たたまれず40分余りで席を立って帰りました💢

ジュリーが出てれば、どんな映画でもいい!って訳じゃない。

あ、これはあくまでも私的感想なので
観た方の評価はそれぞれですから。

最近、もひとつ観た映画「ドライブ・マイカー」

カンヌで脚本賞をとった話題の映画ですが
数々のレヴュー高得点も頷ける、なかなか良い映画でした。

従来の日本の映画っぽくない…色々な意味で

濱口監督の映画作りのセンス、大好きです。

原作である村上春樹氏の短編小説も、観てから読みました。
長編は、いつも途中で挫折するけどね←なんでなんだろ?
大丈夫、短編ですから…

映画は原作を元にしたオリジナル脚本です。

映画の冒頭小1時間は…うーむ、如何にもハルキっぽ〜い…って
又もや?腰を浮かしそうになったけれど
後半は、ぐいぐい引き込まれて約3時間の長丁場も苦にならず。

つまらない映画は寝てるか途中で帰るかなんで。

もう一度、観に行こうかな?とも思ってます。

岡田将生くん、迫真の演技が話題になってます。

あの車中の長回し、長台詞のシーン…狂気を孕んだ表情
終始、不穏な空気感をまとった存在が際立ってました。

「昭和元禄落語心中」から始まって、その後、色々な映画やドラマ観て
最近の「大豆田とわ子と三人の元夫」まで

にわかフアンの私でも、彼の幅広い演技力の高さに感服。

岡田くん、いい役者になってますね!

映画館って、換気設備もいいし、椅子も快適でよく眠れるの💤