ジュンヤ・ワタナベを着て旅立ったひと
バラ色blog
画像は、ジュンヤ・ワタナベ 2016〜17 秋冬 Paris コレクション
異素材の組み合わせと完璧なシェープ。
さっすが!ジュンヤさん 素敵。
会場の傍の、目黒川添いの桜の木は、すでに葉桜。
これからは瑞々しい新緑の季節に向かっていくのだな…と
今日は、とても、とてもお世話になった方の「お別れの会」に出席。
2年間の闘病生活の後…桜の花が咲き誇る頃
墓地に眠るひとになりました。
当日、頂いた「ごあいさつ」に、こう記されています。
平成26年のジュンヤ・ワタナベのコレクションの
ジャケットを着て最後まで悪目立ちで旅立ちました
…そうか、彼らしいな。
悪目立ち承知でガンガンに生きて来たひとだもの。
本当は、誰よりも繊細でシャイなくせに、内面を隠すが如くの悪目立ち趣味
口は悪いけれど、博学多才で沢山の事を教えて貰いました。
仕事上の同志で、一緒に病と戦った同志でもある
彼の奥様のあいさつが素敵でした。
「⚪︎⚪︎は、仕事が出来て強い女が好きでした。
2年間に及ぶ闘病生活の間、不安と絶望感で崩れそうになる気持ちと
戦いながら、家業である仕事も、看病も、強い気持ちでやって来たので
多分…褒めてくれるのではないか」と・・
彼女は元から、キリッとした男前のカッコ良い女性でしたけれど
(小雪さんを思わせる美貌とスタイルですしね)
闘病生活を支え、ジュンヤさんのジャケットを身に纏った彼の旅立ちを
無事に見送ることが出来た今は
晴々とした、穏やかないい〜顔をしていました。
⚪︎⚪︎さん、ありがとう〜!
この先も、あなたが呆れるほど長~く仕事を続けますからね、私。